2007年03月02日

不合格入門の実況中継 <その1>

はいはーい、みんな元気かなぁ?

今日はね、こんな下らないブログに、
長々と付き合ってくれてる方々への恩返しを含めて、

試験場において、
如何にして僕は失敗し堕ちていったのかを、
事細かに説明してゆくよ。

東大受験生って結構プライド高いからね、
あんまりそういった情報って耳にすることないと思うから
実に有用な話になると思んだ。現役生なんかは特にね。

浪人生最大のアドバンテージは何かってーと、
本番で失敗した経験だから。
それで前回の失敗を、繰り返さないように、
イメージして学習できることだから。
まぁ僕みたいな、
死ななきゃわからん。って猿もいるけどね?
普通は同じ過ちは繰り返さないでしょ?

だから、あらかじめ失敗の前例を知っておくことは、
本番試験を経験したのに匹敵するくらいの貴重な情報なんですよ。

そんなの要らないよ、
だって僕はあたしは合格したいんだから。

って思ってるそこのゆとりん?

もう知ってる人も多いと思うけど、
本番において大事なのは、
問題に数多く正解することじゃないの、
失敗を極力避けることなんだよね。

そうすれば、勝手に他の人が自滅してくれるから。
持てる実力を出し切れる人なんて、
ほんと1割にも満たないと思うし。

んじゃ、始めるよ?

あっほんとのところ、
強がってるだけですから、僕。
浴槽に正拳入れたり枕に臭っさい涎たらしたり
陰湿な八つ当たりが止めれませんし、
クソ有機がぁああ!!!!とか突如叫んでしまったりして、
黙れハゲ!なんて妹に罵られて悦に入ったりする事もしばしば。

普通はこういう受験実況記事はね、
「えぇ〜、自信なーい。」とか言いつつも
ぶっちゃけ受かってんじゃね?って半ば確信してる人が、
後日の合格発表の時に
あれれ?受かっちゃいましたー。ラッキー!的な
謙遜記事の布石として書くと思うんですけど、、
ていうか僕もその予定だったんですけど、

ガチで失敗したんで、、
ちょっと攻撃的な文章だったり
性根のドロッとしたとこが出ちゃうかもしんないけど、
そこは寛容に受け止めてちょうだいね。


ではでは





<24日 午前8時>

奇跡的に新幹線の停車駅である地元の駅へ向かう。
もちろん徹夜明けだ。

試験前は、コンディションを整えるのが大事などとぬかす
貧弱なおぼっちゃマンもいるが、
あと1日で、人生最大の試練を迎えるというこの時に、
オチオチ寝てる暇など、あるはずがないではないか。
(ただ物理化学のド忘れの多さに戦慄した結果)

そして鞄3つ分。
重さ5Kgはゆうに超えているであろう大荷物を背負って
がら空きの自由席へ。
勿論中身は、本番前に見直す参考書類の山。
あと1日で、人生の進路が決定するのだ。
知識零しなど、決してあってはならぬのだ。
(直前期にほとんど何もしなかったツケ)


禁煙席の、後方2つ目の席に陣取って、
車内で仕上げてしまう予定の参考書を並べあげ、
その中からマドンナ古文単語を取り出し、確認を始める。


<24日 午前9時>

寝る


<24日 午前12時>

東京駅に到着。
生粋のイナカッペである僕に、
東大近郊の案内をしてもらうという名の強制連行に
付き合ってくださる緑地ZONE(以下、M君)君と待ち合わせ。

「あっエスカレーターほんとに逆なんだァ」

おとうさんの下天狗に興味津々の幼い乙女の瞳さながら、、
自分が華の大東京に降り立った現実に陶酔して待つこと30分弱。
眼鏡を忘れたドジッ子萌えなM君と、暫くぶりぶりのご対面。
細々と会話を交わした後、本番の自信の無さに
生気が抜け憔悴しきっている、文字通りの歩く参考書である僕を
見かね、自ら荷物持ちを買ってでてくれる。

「いやいや、案内してもらう上にそんなんまで
 して貰ったら、悪いわ。」

「えぇよえぇよ。明日は大事な本番なんやから、
 体大事にせなな。」

「M君・・・(ジワ)」

彼のやさしい心遣いに、
心のアワビが潮でクヂラ噴水してる
僕(着替え等が入ったリュックとナップサック 450g)
M君(全参考書を詰め込んだ旅行用鞄 4Kg)は、
まずは本郷の下見に行くことに。



<24日 午後2時弱>

本郷駅に到着。
駅構内の道順を逐一説明してもらいながらの旅路であったが、
この時点で既にほとんど記憶に残ってなく、
明日無事にたどり着けるか一抹の不安を覚えながらも、
のらりくらりと本郷キャンパスへ。

ながーーーい一本道を進み、
思いのほかこじんまりとした正門を抜け、
本郷キャンパスに到着。
中世西洋映画の1シーンを抜き取ったような、
厳格な佇まいを誇示するゴシック調(?)の建築様式に、
うす焦けた黄褐色のレンガの外壁が、その歴史と風格を一層際立てる。

「俺マジで明日、、
 こんなごっついとこで試験受けるんかぁ。。」

未だ現実味を帯びない、ぼんやりとした足取りで
自分の試験会場である工学部○号館へ向かうことに。

・・・

おかしい・・・
こちらへ来る前に、
幾度も会場地図を確認しておいたのだが、
一向に見当たらない。

「このあたりの、、はずなんやけどな、、、」


そこいらを、うろちょろする事10分。

「もっぺん地図確認してみたら?」
M君(4Kgの荷物所有)からの提案を、

「いやなんとなく、自力で辿り着きたいやん?」
意味不明な験かつぎで拒否する最低な俺。


5分後

・・・

「やっぱ地図見ます。すいやせん」
鞄から受験案内を取り出し、
もう一度地図を確認。


「あぁ!! 安田講堂のこっち側やんけ!!!」
派手な勘違いで大荷物背負ってくれてる友人を、
20分近く引きづり回していた事が判明。

罪悪感を覚えつつ、正規のルートへ足を運ぶ。

途中、ありえない強さの向かい風。
全然前に進めない。

「来んじゃねーよ。って事っスか? へへ。」

幸先の悪い、嫌な予感をさせる自然のいたずらに抗いながら、
なんやかんやで目的地と思しき建物に到着。


「ちょwwwww」

同試験会場を初めて目にした数百人の心が、
一つにシンクロした瞬間だと思う。

その建物は、およそ他の東大研究棟とは似ても似つかぬ、
無造作で、言葉を選ばなければ、
何とも下品で汚らしい鉄筋コンクリート張りのビル。


「え...?ほんまにここ?
 立体駐車場の間違いなんじゃねぇの...?」

「みたいやね、、中行ってみよか」

流石のM君も、少々かける言葉を失ってる様子。


中に入り、
か細い直角階段を進んで割り当てられた試験室へと向かう。


「ははは。。。タイラントとか出てきそうじゃね?」
外観に違わぬ、なんともじめっとした廊下にうす暗い明かり。
殺人ウィルス作ってそうな研究棟を、そのまま具現化した感じ。

そして試験室に到着。大部屋。
他のタイラン棟部屋が受験生20人収容とかに対し、
こちらは150人。
リスニング不利な事必須。

その後席の位置を確認して、外に出る。


「会場は駐車場やし、大部屋やし、
 なんか全力で東大に拒否されてるみたいやなw」

顔は引きつったスマイル、心は号泣して話しかける俺。


「逆に、運がいいのかもよ?」

ちょっと苦しい慰めをしてくれるM君。



陰鬱な気持ちでキャンパスを後にし、
そして2人は宿泊予定ホテルに向かった。


(つづく)



全然試験の話してねぇーじゃんよ!!
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posted by bonve7 at 01:35 | Comment(3) | TrackBack(0) | 反吐戦記
この記事へのコメント
久しぶり〜。とりあえずお疲れ〜
てか合格発表近いよな・・・緊張の瞬間やな
Posted by tiktak at 2007年03月06日 16:21
うっす、サンクス。
明日不合格発表だ。
緊張の余り漫画ばっか読んでしまってるおw
Posted by 紅桜@管理人 at 2007年03月09日 11:40
うまく受験生の心理を描いているね。
あるあると思えることが結構..
Posted by 緑地ZONE at 2007年03月09日 16:47
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